納豆菌も安心できるものを
使いたい・・・
納豆菌は稲ワラに住んでいます。
そこで、当店で自然栽培している稲ワラから
納豆菌がとれないだろうか!?
そこからが、試行錯誤の繰り返しでした・・・
茨城県から…大学の教授と
神奈川県から…納豆菌博士に来て頂き菌を採取。
悪戦苦闘した菌選び・・・
丸玄自家栽培米の藁からいくつも納豆菌がとれ、
その中から一番美味しいし菌を選ぶのですが…
菌によって、味も風味も触感も違って
なかなか、…悪戦苦闘
その結果それぞれの良い所を活かし、
欠点を補うように…2種類の菌を掛け合わせた所
とっても美味しい納豆ができました(*^^*)
丸玄では2種類の納豆菌を使っております
製造工程でも試行錯誤・・・
大豆を水に浸す時間、蒸す時間、などなど
少しの加減で、味も、風味も変わるので
微調整しながら、何回も何回も試作を重ね…
やっと、味も香りも美味しい納豆が出来上がりました!
豆本来の自然な風味や香りを活かすために・・・
水に浸した大豆を
専用の圧力鍋で蒸すことから始まります。
蒸しあがった大豆はふっくらしていて、
大豆の香りが食欲をそそります。
この時のふっくらとした大豆の硬さも、
美味しい納豆の条件の1つです。
一つ一つ手作業で丁寧に包みます
蒸しあがった大豆をタライに移し
納豆菌を混ぜ合わせてよくなじませたものを
群馬県産赤松経木で一つ一つ丁寧に包みます。
納豆の包みも経木(きょうぎ)を使いたくて…
経木はとても破れやすく、
優しく丁寧に取り扱わないと包む時に、
直ぐに破れてしまうため…何度破った事か…??
*経木で納豆を包むと、
赤松の香りが納豆に移って芳ばしい良い香りがし、
天然の旨味成分も加わって
深い味わいの美味しい納豆になります。
それから経木(松)には天然の殺菌作用、
適度な通気性と保湿性があるため、保存にも適しています。
独特の香り、しっとり感が本当に美味しいです。
素材の味を味わって頂きたいので…
丸玄ではタレは付けておりません
市販のタレの多くには様々な添加物が使用されており
糖分や塩分が多く含まれております。
まずはそのままで、
次に醤油やお塩などお気に入りの調味料を加えて、
豊かな大豆の風味をお楽しみください。
丸玄の大豆はとっても大粒なので…
水に浸す時間も一般的なものよりも長く…
蒸す時間、発酵時間全て時間が掛かり
仕込みから販売までに
5日かかってしまうため生産量が限られてしまいます。
大粒の大豆なので賞味期限が長めです。
納豆も菌なので、味噌と同様熟成します。
できたばかりの若い納豆の味と
熟成した納豆の味の変化をお楽しみいただければと思います。